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ソレア心理カウンセリングセンター

2020.08.26(更新日:2020/08/27)  |こころカフェ(最新の心理学)

【HSP】を使いこなして楽に生きるための5つの強み



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先日こんなツイートをしました。










【HSP】超敏感な人は、一歩先を行く人だったりします。他の人よりも敏感に物事の発生を感じとります。今回のコロナでも同じで、先に危険を察知します。世間より2週間ほど早い。だから世間とズレているために同調圧力の強い環境下では白い眼で見られたりします。時代の先を行くのはつらいですね。






この記事ではHSP(Highly Sensitive Person)、つまり超敏感を有効利用するための5つのコツを紹介します。臨床心理士がお伝えするこの知恵は、のべ2万人の悩みを聴くなかで学んできたものです。その5つのコツとは、





  • 危険探知機
  • 芸術
  • 文化
  • 哲学
  • 貢献




HSPについて理解を深める関連記事も参照ください。HSPチェックリストの他、HSPとして具体的にどう生きるかなども解説しています。HSPと被虐者の子どもとの関係を中心に、HSP的な性格をどのように人生に活かしていくかについても書いてあります。





▼臨床心理士が学んだ【HSPと虐待】の密接な関係と生き方、9つのコツ





■高性能な危険探知機





Baile de arena, las señales
全体そして細部の両方を探査できる能力




先のツイートでも紹介した通り、時代の先を行く人なので、ついつい集団から外れてしまいます。そのため白い目で見られることも多いのです。ただでさえ視線が怖いのに、先見の明があるために余計に視線を浴びてしまいます。





ただ「先見の明」があるなんて思えない人が大部分ですね。そんな余裕はないと思います。視線をかわすので精一杯ですから。





超敏感というのは何もメリットがないように感じるかもしれません。【鈍感力】という言葉があるくらい、普通の人はできるだけ鈍感になろうとします。





が、ここで思い出してください。どうして【鈍感力】という言葉が流行ったか?それは皆がそこに憧れたからです。つまり、普通の人も、敏感をどうにかしたいと思っているのです。普通の現代人は、そこそこに敏感ということですね。HSPはそこに【超】がついている(だけの)人です。まずその現実を知ることが大切。





敏感というのは高性能受信機ということです。超=高性能ということ。ですから、リフレーミング(良いほうへ視点を変えること)をすると、Highly Sensitive Person = High Quality Person という位置づけになります。こんな言い換えは何の足しにもなりませんが、ここからスタートしましょう。ホッとしなくてもいいので、ここからスタートです。【受信機としては優秀である】ということからスタートする。





そのため季節の移り変わりの彩り、風が落としていく会話、虫たちのささやき、そのようなものに触れることができます。普通の人には感知できない音や香り、光線の加減などを察知できます。生活で味わう感覚が豊かになります。五感を使った生活を、四季の中の生活を送っていくことが、あなたの平穏につながります。





いわゆる【創造的な解離】に近いものです。宮沢賢治のような感性です。(*1)





■具体的にHSPの強みを考える





Azafrán
HSPが開花するとき




高性能の危険探知機をもった、量子力学的に生きるHSPの人々。イルセ・サン(*2)の著作からピックアップしたHSPの強みを、ソレア流の視点を加えて解説します。





  • 繊細な情報に生きる→芸術




この感性はときにはやっかいです。人間社会でやっていくには見ないふりも必要だからです。人間は社会的な生き物ですが、ただそこから切り離されて自由に生きる時間も必要です。人間は、これに【芸術】という素敵な名前をつけています。





  • 微妙な変化がわかる→文化




視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚などの五感の変化を敏感に感じることができます。繊細な感覚を持ち合わせているために重宝がられることは限りなくあります。例えば、この文章を読んでいて、語感がおかしいなと思うのは聴覚ですね。そんな校正作業にも役立ちます。
これは神経質にもつながったりしますが、そのこだわりが【文化】を作ってきました。





  • 深く考える→哲学




繊細な情報に生きているため、水深10mでは満足しません。人間が潜水艦なしでは到達できない水深1万メートルの世界まで潜っていくことができます。幾重にも思考を重ね、練り上げていきます。そしてさまざまな【哲学や思想】が出来上がります。哲学者は、おしなべてHSPと言えます。





  • 気配り配達人→貢献




相手に合わせて、気配りをしすぎる傾向は、共感力の高さともいえます。気配りすぎて疲れることがしょっちゅうですが、そんなときは一休みして、また気配りに出かけましょう。あなたの気配りは人へ幸せを運んでいるでしょう。他者への人生に【貢献】を十二分にしています。それだけ Give をしているのですから、それはいつか、自分に返ってくるでしょう。





この気配りすぎる感じというのは、双極性II型の人々にも似ています。ということは、被虐児にも同様のものがあります。





貢献については、このようなツイートもしています。










自分が小さく感じることがあります。この感じのときは、周囲と比較しているので、自己肯定感が低くなっています。当然自信などありませんね。そこから人の目が気になって、リラックスできなくなってきます。周りに敏感になってHSP状態に陥ってきます。この悪循環から抜けるには、他人へ貢献すること。






このツイートの通りで、他人へ貢献しているとHSP状態から抜けていける可能性があります。





自己肯定感については、下記を参考にしてください。





▼【自己肯定感】を高める最終兵器(ラスボス)はコレ!~自分編





HSPの人は、繊細な受信機を持っているため、カウンセラーとしても生きていけるでしょう。ただその繊細さゆえに受信機が故障したり、しょっちゅうメンテナンスが必要になるでしょう。そういう共感疲労を起こす人のための、未然に防止するための記事を紹介しておきます。この記事は援助者だけでなく、そうでない方にも広く活用できます。





▼援助者が燃え尽きる原因【過剰な共感】と回復のための3つのポイント





■まとめ





これらをまとめると、HSPの人は、高性能な受信機を持っており、芸術、文化、哲学、貢献などの世界で、その才能を発揮できる強みをもっているということです。





あなたのHSPの性格が、人生にとってうまく機能しますように願っています。





Ramas de invierno y cielo azul
HSPで生きのびましょう




Reference





(*1)柴山雅俊, 解離性障害ー「うしろに誰かいる」の精神病理, ちくま新書, 2007 (*2)Ilse Sand; 鈍感な世界に生きる敏感な人たち, ディスカヴァー・トゥエンティワン, 2016





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