【川村康浩】田舎暮らしの変な獣医が思うこと

この記事は約2分で読めます。

宮城県の川崎町で獣医をしている50代の獣医さんの新刊です。

この本に書かれている大きなメッセージは、「1匹を助けるために1000匹を殺すことになる。だから覚悟をもって1匹を救ってほしい。」ということ。

ドッグフードやキャットフードは命の塊で、そこには死んでいく動物たちの叫びが詰まっているのです。そしてペットの犬猫は、その動物たちの叫び声を食べているのです。

自分より猫の命が大切という人の話

皮膚アレルギーのひどい猫が、どこの病院へ行っても治らないのですが、この獣医さんに巡り合います。川村先生はその治し方を知っているのです。そしてさっそく、飼い主に治し方を教えます。それは、

生き餌を与えることでした。

爬虫類なら生きた魚を与えるのはよく見ますが、生き餌は動物にとっては大切な栄養源なのです。そこには動物たちを生かす力が詰まっているのです。

実験用の無菌マウスを手に入れて、繁殖方法を教えます。次にマウスの安楽死の方法を教えて、猫に与えます。

そうやって飼い主は安楽死までの作業をやるわけです。これは覚悟がないと、なかなかできないことです。この人は、自分の命より猫のが大切なので、それができるわけです。母が子を助けるために、自分の命を投げ出すというのと同じことなのでしょう。

星雲社という出版社から出ています。

安全な空間の中で傾聴され、自由に葛藤を話して整理したいときは、ソレア心理カウンセリングセンターへ。

相談する 
タイトルとURLをコピーしました