【浪人のコツ】負けっぷりのいい人は目的が消えて、執着が消える

Un girasol フロー&ゾーン(健康心理学)
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この記事は、瞑想歴50年の臨床心理士が、毎日を健康に生きるエッセンスをお伝えします。

・何度も試験に落ちてお先がまっくらだ
・いい加減、こんな浪人生活やめたいが、やめられない

これらの悩みを解決するヒントとなるものです。

この記事を読むメリットは、
・浪人をやめることができるようになります

■浪人を重ねるコツは、負けっぷりよく生きること

Un girasol
いつも心に太陽を!

次のようなツイートをしています。

【負けっぷりのいい人は】負けたことが後を引きません。誰かと競っているなら、負けた人への怨恨が残りません。思い切り負けるというのは、それほど執着もしないのです。これはそれくらい一生懸命にやったからです。そしてその一生懸命を楽しんでいたからです。楽しむと目的が消える、その結果、執着が消える。

なぜなら負けっぷりがいい人というのは、すでに目的に囚われていません。目的への執着がなくなっています。だから負けてもすっきりとしています。この状態はフローといえるでしょう。

例えば、入試や資格試験で実力を十分に出し切ったようなとき。自分の持っている実力ギリギリのところで答えを導き出しているようなとき、試験を受けていて楽しいと感じたことがあるかもしれません。

そこまで力を出し切ったときは、もう合格しなくてもしかたがないと思えるものです。残念感はあっても、まもなく諦められるわけです。諦めきれないときは、まだ執着しています。たぶん楽しく試験に臨めなかったのでしょう。

自宅でひとりで浪人をしているときでも、自然の息吹の中で日々の生活を送ることができているような感覚があるときは、浪人という事実、逆風に巻き込まれていないといえます。その逆風をうまく利用して(ダイナミックソアリング)いきましょう。

▼ダイナミックソアリングの関連記事:
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■一回ずつ終了する、リセットする

一度落ちて、また受けるような人は、それに執着しているのではないか?と思うかもしれませんね。確かに執着があるときもあるでしょう。でも執着がない人は、1回1回で終了させているのです。その1回で完了する。

2回目の試験トライはまた別の人生のスタートということです。たぶん2回目を受ける理由があるのでしょう。浪人を重ねる受験生は、このリセット感覚が足りないのです。その1年でいったん終わりにするというリセット感がないと、不完全なまま浪人を重ねることになります。

負けっぷりのいい人は、たとえ浪人を重ねたとしても、一回ごとに終了しているので、負けがかさむ感じがしないでしょう。浪人してきた人生が充実しているので、浪人していたという体験がその人の糧になります。

つまり充実した日々を送ることができるのです。そして、受からなくても、いつでも終わりにすることができます。かつ、その経験がその後の人生にも活かされるときがくるでしょう。これが浪人を重ねるコツです。

毎年毎年楽しんで、リセットしていくのです。

浪人を重ねてもいい。経済の許す限り、年一回の勝負を楽しんでいきましょう。

同じ繰り返しに見えても、毎日リセットして生きよう
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