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ソレア心理カウンセリングセンター

2020.08.07(更新日:2020/08/09)  |フロー&ゾーン(健康心理学)

分析や目標はアウトプットの質を落とす。ヒントは【PDCA X フロー】



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金曜の健康心理学、今回はPDCAサイクルを取り上げました。PDCAサイクルだけでは質が下がって量で勝負するしかなくなる。そんな悪循環にハマっている人は多いのではないでしょうか。





・PDCAサイクルをうまく回して業績アップするには?
・この記事、PDCAを否定するなんて怪しくないか?





そんな悩みや疑問をお持ちの方。PDCAにプラスアルファしてみませんか。自由な生き方を手にいれるヒントを解説します。





ここで紹介するBAサイクルを手に入れられれば、PDCAの苦しさから脱することができます。このBAサイクルは心理学的な視点ですので、仕事以外、人間関係にも使えるところがミソです。





この記事は、瞑想歴50年の臨床心理士が、毎日を健康に生きるエッセンスをお伝えします。





具体的には、次の2つのことを解説します。





  • PDCAサイクルとは?
  • 受験脳からフロータイプへ




■PDCAサイクルを回すとは?





PDCAとは、現代において、仕事をする上で重要だと言われている作業方法です。目標を設定して(Plan)→行動し(Do)→その結果を分析して(Check)→改善した行動をする(Action) これを繰り返して、よりよい品質に高めてきます。





■受験脳からフロータイプへ





次のようなツイートをしています。










受験戦争を体験すると考え方(マインド)が受験脳タイプになります。つまり結果重視ですね。それは仕事においてもキープされ、PDCAサイクルを注入され、生き方にまでなります。しかし結果やデータにしばられると自由が阻害されて楽しくなくなります。ここを越えるヒントが【フローになること】






受験体験というのはその後、社会に出て仕事をしていく上で役に立つこともあります。なぜなら偏差値を高めるために、何度もPDCAサイクルを回しているからです。





ただ、この受験によって培われた受験脳タイプを継続すると、パフォーマンスが下がることが知られるようになってきています。これがフロー理論(*1)です。





この社会で生きるにはPDCAを回していくことが期待されるのですが、それではPDCAの何がパフォーマンスを下げるのか?





それはPlan/Checkの段階、つまり検討している段階がパフォーマンスを下げるのです。ちなみにDo/Actionは行動をしている段階ですね。





さて、Checkでは【過去】を考えることになります。結果と分析ですね。過去は変えられないのに考えます。すると【感情が起動!】します。そして過去にとらわれて、後悔が高まってパフォーマンスが落ちます。





Planでは【未来】を考えることになります。目標を掲げると【感情が起動!】します。「できるだろうか?」と不安・緊張が高まりパフォーマンスが落ちます。





つまり、【今】に止まることが難しくなり、過去や未来へ気持ちがもっていかれてしまいます。その結果、PDCAサイクルを回すだけでは質が下がってしまうのです。





◇PDCAを補完するもの





Bird's eye view of Baa Atoll, Maldives
鳥の眼は風景を変える




受験脳タイプは、この世界を生きている上ではゼロにすることはできません。ですから、受験脳タイプとは違うものが必要になってきます。





受験脳タイプではPlan/Checkの行動によってパフォーマンスが落ちることが分かりました。ですから、ここに効くものがいいですね。





それがフロータイプです。あなたのこころの状態として、過去や未来に引きずられないフロータイプを作っていくことが、健康心理学の目的です。





具体的には、Plan/Checkの代わりに、Bird's-eye-Viewing【俯瞰する】のです。分析や目標に注力するのでなく、俯瞰しているのです。BAサイクルと呼んでみます。B (Bird-View) → A (Action) このサイクルを繰り返していきます。





イメージとしてはアホウドリの滑空ダイナミック・ソアリングです。正面からガチに向かい風に向かうのではなく、90°方向に向かい風を利用して上昇し、それを追い風として下降し、また上昇に転じる。これをBAサイクルと呼びました。





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▼【目標を達成する罠】鳥の視点を持って選択し続けるフローな生き方





◇俯瞰しているとき、脳内ではマインドマップしている





もっと具体的に言うと、そしてこの飛行全体を俯瞰しているときに、利用できそうなのが、マインドマップ的な思考です。





マインドマップは階層化ツールではありません。一番重要なところは、【別々なものがつながる】こと。あっちとこっちがつながって、かけ合わさって新しい世界が見えることです。





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▼2030年、結果を出すとは?【体験をマインドマップ化する時代】





たしかに目標と分析をしないことは、とても心配で、やれると思えない、と言う人もいるでしょう。生き方というのはベースに安心がないと進んでいけませんからね。





その場合は、こう考えたらどうでしょう。受験脳タイプとフロータイプと両方を同時進行させることです。PDCAサイクルとBAサイクルの両方を回すのです。





新しい生き方を使って、目の前に広がる大きな海を渡っていきましょう。





Aerial view of Baa Maldives sea
海を渡って、PDCAとBA




Reference:





(*1) Mihaly Csikszentmihalyi: Finding Flow: The Psychology Of Engagement With Everyday Life (Masterminds Series), Basic Books, 1998


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