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ソレア心理カウンセリングセンター

2020.07.20 |こころカフェ(最新の心理学)

【吃音は】自分を表現したくてたまらない人~イップスの治療と同じ



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先日こんなツイートをしました。










【どもり】心因性吃音の場合、

・自分で表現したい

・他人から表現を禁止される、あるいは自分で表現を禁止する

この2つがせめぎ合って拮抗している状態ととらえることもできます。【話したいのに話せない】この場合、自分で自由に表現できる環境が与えられると吃音は消失します。






この記事を読むと、吃音とどう付き合っていけばいいのかが分かります。
吃音は軽くはなりますが、治りません。治そうとせず、長い人生、吃音とともに歩みましょう。
そこには、味わい深い人生が待っているでしょう。






前半では、吃音対応への2ステップ

後半では、イップスとの関連 を話します。






■吃音対応への2つのステップ





◇自分を表現する





吃音について関連記事があります。





▼イップスとスランプ脱出法【実は吃音とも深い関係あり】





吃音については一番大切なことは【自己肯定感】のアップです。肯定感がアップしていればどもっても何てことないのです。ですから、その状態でどんどんしゃべっていけばいい。





こんなふうに解説していました。

ここが吃音回復のポイントです。結論は【どんどんしゃべる】。なんかできないことをさせるようで心苦しいのですが、私の実体験での話です。





さらに言うと、今回の話です。つまり、





  • どんどん【表現する】こと




この自分を【表現】していくことが、自己肯定感のアップにつながるのです。恐れずに自分を表現していくことです。





その一環としてYouTubeを始めるのでもいいし、Voicyというラジオメディアを始めるのでもいいでしょう。ブログは表現することにはつながりますが、じっさいに口に出していないので、ちょっと弱いかもしれない。





吃音の心理は、【表現しようとするから】吃音として表現されてしまうところにあります。





吃音者は、自分から率先して話したいと思うことはないかもしれません。できれば話す状況から逃げたいと常に思っています。でも逃げられず、その環境下に放り込まれて、緊張して、激しくどもります。





でも、これを考えてみてください。





  • 逃げてはいない
  • 話そうとしている のです。




これって、かなり素晴らしい行動をしているのです。やっぱりここで逃げてしまうと、吃音を気にしていると周りから思われるのが嫌で、カッコ悪いから逃げられないと思って、その場に居続ける吃音者もいるでしょう。それには勇気がいるのです。





◇ワザとどもる





確かに、吃音はカッコ悪いです。でも、そのカッコ悪さを上手に使うと、





  • 味のある吃音者 になれます。




どういうことかというと、【ワザとどもる】という領域まで吃音を洗練させるということです。





ときどき話していることがあります。実体験です。





私の現職は心理士です。みなさんの話を聴くのがメインです。それでも少し、こちらの感想や助言を言ったりする場面があります。





そのとき【味のある心理士】になるには、【重要な場面でどもる】のです。これをワザとやる。





よし、ここでどもろうと思ってどもる。





吃音者は、どもりの専門家です。ですから演技じゃなく、本当にどもることができます。この迫真な感じが、相手に伝わるのです。





また、あえてどもろうとすると、緊張が下がるため、どもれなかったりします。適度な吃音状態が作れます。【どもろうとしたのにどもれなかった】という体験もすることになります。





この体験は、心理職としてはマイナスの体験ですが、つまりどもって場の空気を作ろうとしたのに、それに失敗しているワケですから。





でもこの失敗を地団駄ふんで後悔する「俺はなぜどもれなかったんだ!?」までいくと、吃音は軽減しているでしょう。





■イップスと同じ対応





イップスの対応は、下記でした。





スポーツもまったく同じです。自分が活躍できる場にどんどん出ていく。そして怖がらずにプレイしてみる。失敗してもいいのです。どんどん出ていく。【考える間を与えない】感じでやるのです。イップスの最大の敵は間(ま)です。ですから間をあけずにどんどん対応していくことです。「思考」が入り込む時間を極力小さくするのです。





吃音も同様です。





  • どんどんどもる
  • 自己表現する場に飛び込む




これらはハードルがとっても高いことです。ですからすぐにできなくてもOKです。50代になるころにはできているかな、くらいで。この2つ、それくらい難しいことなのです。





でも、こういう未来があることを知っておくだけでも、少しは楽になるかもしれないと思って、この記事を書きました。





みなさんの吃音ライフが、いつか実を結びますように。





吃音で悩んでいるときは、わたしに会いにきてください。ソレア心理カウンセリングセンターへ。







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