人生に迷子になって幸せじゃないと感じている人へ~今を生きるためのヒント

Algún lugar de Museu del Disseny de Barcelona; Barcelona, Españaこころカフェ(最新の心理学)
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こんにちは、高間です。
これまで、のべ2万人の悩みを聴き続けている、マインドフルな臨床心理士です。
この記事は、毎日を健康に生きるエッセンスをお伝えします。

・後悔しても仕方がないのに、過去のことをクヨクヨと思い出す
・この先のことを考えると不安しかない
・自分は不幸のどん底にいるようだ

そんな悩み(不安)を持って生きているあなたに、何かのヒントになればと思い、記事にしました。この記事のポイントは、

  • 大切なのは、事実よりも感情。感情にフォーカスしていれば【今】にとどまれる。

■今を生きるには、〇〇を今に引き戻す

Algún lugar de Museu del Disseny de Barcelona; Barcelona, España
Back to the NOW! さあ、今に 戻ろう

ちょっと考えてみてください。○○には何が入るのでしょうか。

不安を感じると、思考(認知)が過去か未来に引っ張られます。思考(認知)が今から離れてしまいます。つまり、過去や未来から【いま現在】に、思考を引き戻すのがマインドフルな生き方です。次のようなツイートをしています。

仕事や家庭など、自分の幸せが見えなくなるときもありますね。未来や過去のことを考えすぎなのかもしれない。
そんなときはジタバタしてもしょうがないので【目の前のことに集中してみる】というマインドフルな原則に従ってみるのも手ですよ。

今に生きるってやつですね。この原則は結構強力です。

「いま幸せじゃない」と感じているとき、その幸せじゃない感じというのは否定される感情ではありません。そう感じているのは、まぎれもない「あなた」なのですから。そこで注目することは、

  • 「客観的にみて、幸せじゃない」のではなく、
  • あなたが「主観的にみて、幸せじゃないと【感じて】いる」ということです。

ちょっと難しいですかね。説明が下手ですみません。「幸せじゃない」と思っているのは、主観的にそのように感じている、何らかの感情があなたにある、という事実です。感情があることが分かっていることが必要なのです。

例えば、試験でいい点を取れなかった、不合格だった、という事実があったとします。その事実はあなたにとっては不幸なことで、ここは動かすことはできません。試験に落ちたという事実はどう頑張っても変えられない。

つまり事実を見ても仕方がないのです。問題は事実なのではなく、その事実から派生してくる【あなたの感情】です。幸せじゃないな、という感情です。その感情をもっと探っていくと、後悔だったり、かなしみだったり、罪悪感だったりするでしょう。

■では、何が変化するのか?

A spiralling stained glass window inside a chapel at Thanks-Giving Square in Dallas; TX, USA
中心にあるものは、あなたの感情

答えは【感情が変化】します。そういう感情を感じることは意味のあることです。なぜなら「幸せじゃない」と思っているのは、あなたの思い込みというよりも、感情がそう感じているので、否定はできません。しかし、感情は変化していくものです。それによって、「幸せじゃない」と思っていることも結果的に影響を受けて変質していくかもしれません。

  • 事実は変化しませんが、感情は変化します。その結果、事実が影響を受けることもある。

感情というものは、不安でとどまっているわけではありません。怒り⇒恐怖⇒さみしさ⇒かなしみ⇒絶望⇒あきらめ、というふうに常に変化しようとします。物理的にいうとエントロピーが低い方向に流れていきます。感情もエネルギーですからね。ですから事実をあれこれ思い悩むのではなく、その事実に潜んでいる【感情を思い悩む】といいのです。感情を感じ切る。

◇今を浴びよう

そうやって感情を思い悩んでいるときは、あなたはまぎれもなく【現在】を生きているのです。【今】を浴びています。【今】その感情を感じているわけですから、感情にフォーカスすることで、あなたの思考は過去や未来から【今】に引き戻されるのです。

感情は「現在に」います。過去にも未来にもいません。しかし思考は違います。過去や未来へふらふらと彷徨い出します。ここで思考を今に引き戻して、今感じている感情と【時制を一致】させるのです。そのためには、今感じている感情というものを中心に生きればいいことがわかります。【思考は過去や未来へフラフラ、感情はいまにいる】からです。

◇【今=感情】を浴び続けましょう

ここまでのことをまとめると、

  • いまを浴びること(積み重ね)が【過去】になり(を作り)、
  • いまを浴びること(積み重ね)が【未来】への道を方向付けます

今の感情を浴びていれば、それは積み重なって、その感情たちはやがて【過去】になり、またその感情が【未来】の感情へ向けて進み出します。具体的には、次のような【いま】を探してみるのです。そして【いま】を浴び続けるのです。いまを生きるとは、楽しい感情だけではないのです。

  • 今、不安に思うこと
  • 今に怒っていること
  • 今を怖がること
  • 今、かなしいこと
  • 今、さみしいこと
  • 今、絶望の淵にたたずんでいること
  • 今、諦めたこと
  • 今を楽しむこと

たしかに試験に落ちたという事実はつらいことでしょう。あるいは、親から愛を十分もらえなかったという事実は、あなたのこころに大きなダメージを与えたでしょう。その事実は事実として、いまどういう感情を感じているのか。それが怒りなのか、さみしさなのか、恐怖なのか。その今の感情を大切にして生きていきましょう。今を浴びていきましょう。それがあなたが浮上するためのヒントとなるでしょう。

迷子になって幸せが見えないとき、あなたが今感じている感情を浴びながら、それを大切にしましょう。これがマインドフルに生きるということです。

A Million Lanterns
それは きっと みえる

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