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ソレア心理カウンセリングセンター

2020.01.29 |こころカフェ(一般臨床心理学)

【裸足の季節、松田聖子】いじわるな季節★感情 治癒 体験過程 さいたま






いじわるになったと話す人がいます。この人は治療過程からみて進んでいると言えるでしょう。この現象に、治療者も相談者も双方が抵抗しないことが大切です。そうすると自然に進んでいくでしょう。





裸足の季節、松田聖子





〇〇な季節というと、私がサッと思い出すのは、太陽の季節、恋の季節、裸足の季節です。太陽の季節は、東京都知事だった石原慎太郎が書いた芥川賞作品、思春期を描いた小説です。

恋の季節はピンキーとキラーズのデビュー曲ですね、ヒットしました。歌える歌です。まさに歌謡曲の本道と言っていいでしょう。

裸足の季節は松田聖子のデビュー曲、その後の彼女の活躍はご存じの通りです。





このように太陽になるにも、恋をするにも、裸足で走るにも、季節があるっていう話ですね。ずっとそれをしてはいられない。けれど、そういう季節は誰でも必ず通るということです。どのくらいの時間をかけてそこを通過するかは、その人の生きてきた背景に左右されます。





いじわるな季節





2人の相談者の方が、同じようなことを話されましたので紹介しておきます。これらの人はそれぞれ違う心理的背景を持った人ですが、同じような話をされるのです。ここが一つのポイントです。それを言ったから心理的にこうだ、とは言えないのです。言えるところもありますが、彼らの心理的な背景をみていく必要があります。





今回紹介した人は2人で、2つのパターンとして紹介していますが、まだ違うパターンで同じことを言う人もいます。それはまた別の動画で紹介できたらいいですね。





共通点は、お二人の治療が進んでいって、いじわるになったのです。





一人は、世の中が敵と思うようになりました。どうしてそう思うようになったのか、原因があるのか知りたいと言います。そこまで進んできたということでしょう。





「最近、自分がいじわるになりました。自分が言うこと、いじわるだなと思いつつ、言ってしまいます。昔はそんなこと思ってなかったです。自分は優しいと思っていました。今は夫に優しくできないんです。いじわるをしてしまう。でも思い返すと、前から細かないじわるを色んな人にやってきたようで恥ずかしいです。」





この人はガマンしてきた人ですが、精神的には思春期を通過していないガマンの人です。そういう人が最近いじわるを言うということに気づいてきているという話です。





もう一人の人は、





「普段料理をしない夫が、私が怒りを爆発をさせたからか、(ご機嫌とりに?)カレーを作ってくれました。わたしはいじわるになって、玉ねぎ固い!と言いました。いじわるがポンポン出てくるようになりました。」





この人は思春期を通過していない人ではなくて、思春期は通過しているが、ガマンした思春期だった人です。





前の人と後の人は、このように歩んできた背景は違いますが、最近両者とも「いじわるになった」と言います。このいじわるは一過性のものなのです。つまりそういうシーズン、いじわるな季節なんです。





季節ですから、その季節が本番になる時期が必ずあります。つまりいじわるが全開になる時期が必ずあります。それを私は見守っているだけです。そして、それは季節なので、次の季節へ必ず移ろっていくのです。つまりいじわるから別の感情へ移行していくのです。





感情というのは、季節と同じように待っていれば移ろっていくものですし、そうすることしかできません。それを意識的に進めたりはできません。それが自然の摂理です。感情も自然のなりゆきにまかせていくことが、生命としての在り方なのでしょう。





安全な空間の中で傾聴され、自由に感情を整理したいときは、ソレア心理カウンセリングセンターへ。





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