アメリカ心理学会からの速報です。カウンセラーは今こそカウンセリングを通して、クライエントの心配ごとを軽減し、コミュニティーにまん延した不安を払拭することに努めるときです。「準備する」から以降、6つの行動について説明します。その前に、ソレア心理カウンセリングセンターの対応をお知らせしておきます。
ソレアの5つの対応
(1) ソレア心理カウンセリングセンターでは、リモートカウンセリングのための準備を整えました。オフィスにWi-Fiを引いて、いつでもSkype やLINEのビデオ電話が利用できるようになりました。電話相談は従来通り可能ですが、ビデオ相談がいい場合は申し出てください。対面の代わりにご利用ください。
(2) キャンセルは当日はもちろん、後日でもOKです。キャンセル代は一切かかりません。感染したと思ったらまず病院へ行くことを優先してください。ソレアへの連絡は落ち着いてからお願いします。
(3) オフィスの入口に消毒液を用意しています。いつでもご利用ください。
(4) APAの最新アメリカ心理学情報を配信します。動画あるいはブログで配信します。心理学からみたコロナウイルスに関しての情報です。TVなどでは得られない最新の情報ですので、随時チェックしてください。
ただ、情報によって煽る感じにならないよう気をつけています。注意は必要ですが、それよりもゆったりと構えて「感染したら、そのとき考えよう」という気持ちでいることも、ご自身のこころとからだの免疫力を高めるためにも重要だからです。
(5) 万一、私や家族のものが感染した場合は、カウンセリングを延期させていただきます。その際は、電話で個人へ連絡すると同時にLINE公式アカウントからメッセージ一斉配信をしますので、LINE公式アカウントの登録がまだの方は登録お願いします。
カウンセラーのやる対応については、これだけで十分なのですが、このソレアの対応の根拠のもとになったAPAの記事をざっとみていきましょう。
準備する
コロナの不安によってカウンセリングというビジネスがどのように影響を受けるか検討しましょう。
・クライエントが感染した場合に、柔軟に対応できるようにキャンセルポリシーを見直しましょう。
・あなたが感染した場合、収入不足をカバーするに足る十分な財力がありますか。その場合のクライエントへの連絡方法などの検討は十分でしょうか。
リモートカウンセリングを検討する
対面によるカウンセリングが困難になった場合、オフィスあるいは自宅から電話またはビデオ会議によるカウンセリングを提供できますか。この場合、下記の2つのガイドラインに沿って検討しましょう。
(1) APA’s guidelines for the practive of telepsychology
(2) How to make the most of telepsychocolgy and steer clear of pitfalls.
クライエントとの連絡方法を確認する
自宅待機になったときクライエントや家族と連絡をどのように取るのかを決めておきます。
その場合、カウンセリングをどのように行うかについても書いておき、クライエントと一緒に確認しましょう。直前のキャンセルについての手順についても確認します。
安全なオフィス環境の確保
クライエントとカウンセラーのために安全なオフィス環境を作ります。手洗いを促すサインを掲示して、待合室、カウンセリングルーム、トイレに消毒液を常備します。
地域社会の不安を低減するために
店や学校の営業縮小や停止などの非常事態によって、社会全体が不安に包まれています。最新の信頼できる情報を入手し提供することで、恐怖を鎮めるのに役立ちます。
セルフケア
あなた自身とあなたの家族の健康も忘れないでください。クライエントのニーズを最優先にしたいと思うかもしれませんが、あなたが病気になった場合、クライエントに効果的なカウンセリングを提供できなくなるというリスクに注意してください。
Reference
APA news: COVID-19 and psychology services: How to protect your patients and your practice, March 5, 2020
世の中の動きに不安を感じたときは、ソレア心理カウンセリングセンターへ。
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