インナーチャイルドが成長するとき【めんどくさくなる】ときがある

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人間関係が「怖い」から「メンドクサイ」に成長した人の話です。愛着障害という視点から話をしています。精神年齢が実年齢を追い越すという話は私の好きな話で、何度もこのブログに登場しますが、今回の方もそのうち追い越しそうな予感がします。

CHARAのタイムマシーン

1990年代にヒットしたCharaの名曲です。恋人はもう来ない 時代は戻らない タイムマシンは来ない あぁめんどくさいな。

そんな失恋の歌ですが、なんか、カラっとしています。抱きしめ合ったりしたいの、と歌います。Charaは、Nextがあることを捨ててはいないのです。もともと彼女は人間関係が怖くはなかったのでしょう。だから、「めんどくさい」歌が書けるのでしょう。だから、Chara は今回の話の人とは違うのでしょう。

Charaの独特な歌い方や声は、当時30代だった私を癒してくれました。懐かしい。

めんどくさいな

その人は、「人間関係が怖いから、めんどくさいに変化した」というのです。「これまで人や世界がとても怖ったけれど、最近はめんどくさいに変化しました。」というのです。自分の中に余裕が出てきたからだと気がつかれています。

「私の精神年齢は半年前に高校生でしたが、今は大学生になりました。半年で3年くらい年を取った感じです。それに伴って、人間関係が怖いから変化したのです。高校生になるまでがずいぶんと時間がかかったので、今回の年の取り方はすごく早いです。」こうやって、めんどくさい感じが出てくると、恐怖から遠のいた感じになって日常生活もやりやすいのでしょう。

今(冬)の私は、夏の私とは違うとおっしゃっていました。

こうやって2歳でずっと止まっていた精神年齢が急アクセルを踏んだように進み出す瞬間があります。臨界点のようなものですね。あるところまで安心感が充足すると、その臨界点を越えます。すると、スルスルと成長が始まる。

精神的発達と実年齢の発達は、通常の人は正比例しています。実年齢が30歳なら精神年齢も30歳です。しかし人間関係が怖い人は、ずっと2歳のままで、年が進むことがありません。でもそれではやっていけないので、差の部分(実年齢が30歳としたら28歳ぶん)を上乗せしてやっていくのです。そういう28歳ぶんをカバーする戦闘服をきっちりと作りあげて、世の中をサバイブしていきますが、それを脱ぐと2歳。

臨界点を越えるとき精神年齢は急速に進み出します。そして、精神年齢が実年齢を越える点があります。YouTubeで紹介したグラフでいうと、黒と赤が交わるところです。

いまこの方は、もう少し経つと実年齢を越えるかもしれません。こういう不思議なことは、愛着に問題のある人は少なからず経験するのです。大変な人生を送ってきたギフトのようなものでしょう。

安全な空間の中で傾聴され、自由に葛藤を話して整理したいときは、ソレア心理カウンセリングセンターへ。

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