トランプはアメリカファースト、では心理学は?【3つのプロセス】

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心理セラピーでまず大事なのは何でしょうか。それは感情(感覚も含む)なのです。認知は2番手なのです。認知行動療法というものがありますが、あれは感情の処理が終わってから登場するものでしょう。

人間にとって感情というものはやっかいなものである、ということは皆さんは経験でお分かりになっているかと思います。思考では如何ともしがたい、それが感情なのです。それらと上手くやるには?

トランプはアメリカファースト、では心理学は〇〇ファースト?

ファーストというと、ファーストフード、ファーストネーム、ファーストクロップ(種馬)、ファーストラブ、ファーストキス、ファーストクラスなどが浮かびます。ファーストを後にもってくるとアメリカファースト、都民ファーストなんてのもありました。

今回はこの後ろにつけたファースト、〇〇ファーストに関してのものです。治癒にとっては、順番をつけるなら何が最初に大事かというお話です。

見えて、増えて、見える

今回の標語のようなキーワードですが、気持ちが見えて、言葉が増えて、自分が見える。ということです。

或る人がそのようにおっしゃたのです。自分の気持ちが見えることがまず必要で、それがしっかりと見えてくると、感情の言葉が増えるのです。感情が見えて、言葉(認知)が分かると、自分という全体性が分かるということです。

感情が分からないと頭でいくら考えても言葉は出ません。感情→言葉→自分の輪郭がしっかりしてくるという流れを表現したものです。

ソレアのURLは solea.me ですが、この solea me は、自分を陽のもとにさらすという意味です。つまり、陽のもとにさらされる訳ですから、自分がしっかりと見えるということです。そのためには、自分が分かるためには、まず感情を理解して、次に言葉が生まれてくる、この流れが必要であるということを端的に表現した言葉なのです。

この過程を経ていく中でカウンセリングは進みます。スタートラインは、自分の気持ちが見えていることが大切で、いくら認知を変えようとしても、感情が動いていないところでは手を出す術がないのです。認知は変わりません。

いかに自分の感情が大切かということです。感情は色々ありますね。ですから嫌な自分とも出会って、握手することになりますが、そうやって治療は進んでいきます。

握手するのも大変なことですね。そこは時間をかけながら握手を待つという姿勢が大切です。機が熟せば握手はできます。そうするとそのときの気持ちを話すことができるようになります。言葉が増えます。言葉は感情が深く関わっているのです。

そして、もう一つ、 感情→言葉→自分の輪郭がしっかりしてくる、このプロセスは螺旋階段を上るように、幾度となく(永遠に)繰り返されるという希望があります。希望だって?とおっしゃる声も聞こえますが、ずっと自分が進化していけるというのは希望です。ある時期を過ぎると、途中で止めるのもいいし。それはご自由です。しかし、楽になるまでは、健康になったと思うまでは、このプロセスを繰り返しましょう。そのためにカウンセラーが存在するのです。

自分の様々な感情や思いを理解して健康になりたいときは、ソレア心理カウンセリングセンターへ。

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