ひきこもるための椅子を用意してじっくりと自分に座るという解決法

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ひきこもる必要のあるときが来るという話をしています。ひきこもるとは、じっくりと「自分に座る」ということでもあります。そのような感覚が芽生えてきたら自然と外へ出られるようになります。それまでしっかりとひきこもっていましょう。周囲の人もひきこもる人への理解を進めましょう。

ひきこもりたい人やひきこもっている人のご相談は、ソレア心理カウンセリングセンターへ。

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林修先生「今でしょ」と甲斐バンド「ヒーロー」

東進ゼミナールの林修先生の「いつやるの?今でしょ」は、有名ですね。40年くらい前には甲斐バンドが「ヒーローになるとき、それは今」と歌いました。今やるというのは、何かを成すためには必要なことだということを伝えています。

しかし、何かを成さないために、今やるのは何かということが今回の話です。

ひきこもりと椅子

或る人が話しています。「いまは椅子に座っている感じです。前は落ち着かず座っていられなかったのです。今はちょっと座っていたい。不安もあるんですが、家族には言えないが、本心は座っていたいなと思います。一方で、自分の将来を考えると不安ですが。」

その両方は、その方の気持ちで、その両方を大事にしてあげることです。今は椅子に座っていたいな、つまり今はひきこもるときです。何かを成さないために、今行動することはひきこもることです。

精神科医の斉藤学先生の研修でボーダーラインの治療について話していました。事例の方は、男を取り換えていく男性依存のある人に、先生が言ったのです。「自分が一番満足する椅子を探しなさい。そしてその椅子を買ってきて毎日少しの時間座ってみなさい。」落ち着きなさいと言いたかったのでしょう。椅子に座るとはそういう効果があるのです。

ちょっと椅子に座りたいという気分のときは、ひきこもるときであり、それは今であって、その気持ちに従うことです。

ひきこもる、立ち止まる(椅子に座る)。これらは大きな声で言えないことかもしれませんが、それもいいんです。そういうときが必要な時期があるということです。

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