自分の見た目に対して、常に人と比べてしまったり、綺麗な人を見ると落ち込みます
この人と自分は人から見たらどちらが綺麗なんだろう、と常に他人からの評価を自分で考えてしまいます
特に恋人の好みに合いそうな異性を見ると、苦しくなったり自分は見た目が悪い、変だから大切にされないんだ、と自暴自棄な気持ちになったりします
歳を取れば落ち着くかと思いきや、年々ひどくなっている気がします 恋人との関係が落ち着いていたり自分の容姿を褒めてくれる人が周りにいる場合は、焦燥感が満たされるというか、落ち着く感じがします
これはどのような心理からくる症状で、どうしたら改善しますでしょうか
いつか満たされない心で整形などに手を出すような気がしてしまいます
見た目を気にするというのは、「人の目を気にする」ということの一番わかりやすい行動ですね。見た目=人の目、ということです。
10代の思春期なら他人に対して敏感になっているので、普通に、見た目を気にするでしょう。
ただ大人になってくると、恋人を選ぶ基準が変化してきます。美人であるということは選択肢から外れて行って、言動がカワイイなとか素直だな、というところへ比重がかかってくるワケです。
とすると質問者さんは、そこまで行っていないことになり、こころがまだ思春期あたりで彷徨っているのでしょうか。
ここを抜けていくには、今のあなたを肯定できるかどうかです。他人を比べて落ち込んでいる自分を「カワイイ」やつだと肯定できるかどうかです。
自分の中に否定する自分がいると、それはいつまでたっても大人になれません。大人とは、ダメな自分も半分諦めて、半分はその自分を誇らしくも思う人のことです。
あなたが否定する「自分」を救済する旅に出発するときです。ちょっと長旅になるかもしれませんので、ラフな格好で出かけてみましょう。「ティファニーで朝食を」では、主人公のホリーが窓辺でジーンズ姿でムーンリバーを歌っているシーンがあります。
ああいうラフさを意識して生きてみてはいかがでしょうか。