先生の著書『孤独と愛着』から質問があります。
P64、野蒜さんのお話で、彼女は母から情緒的ネグレクトを受け、愛着を知らずに育ってきたとありますが、そんな彼女が弟を母代わりに育てられた要因はなんでしょうか?
愛着を知らないで育って来たのに、弟を養育できたのがすごいなぁと読んでいて感じました。弟の世話をしなければならない状況の中で彼女の中にも愛着が育ったのでしょうか?
質問は回答が閉め切られています
ソレア心理カウンセリングセンター 回答しました 2023年1月12日
孤独と愛着を読んでいただいてありがとうございます。
情緒的ネグレクトを受け、愛着を知らずに育ってきたとありますが、そんな彼女が弟を母代わりに育てられた要因はなんでしょうか?愛着を知らないで育って来たのに、弟を養育できたのがすごいなぁ
ここが愛着障害の一つのポイントです。つまりこれは虐待は連鎖しないことを表わしています。
「彼女」は母親との間には愛着は築けなかったのです。しかしそれは、他の人とは愛着を築けないことを意味してはいないということです。
- 「愛着を築けるか築けないか」という能力があります。
- そして普通の人には、この能力が生まれながらに備わっていることを示しています。
もしこれが生まれながらのものでなければ、後天的なものであれば、地球では人類は反映しなかったでしょう。この能力が生得的に備わっているからこそ、この能力は人種をまたいで共通のものであるからこそ、人類は繁栄することができたのです。
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ソレア心理カウンセリングセンター 回答を編集しました 2023年1月12日
質問です
愛着が生まれながらのものでなければ、後天的なものであれば、地球では人類は反映しなかったでしょう。と書いてありますが、愛着障害の人が愛着を回復される過程がしんどいので、後天的のものなら、人類は愛着の取得に取り組まないからだろう、ということですか?わたし語彙力無いので、伝わらないかもしれないですが