養育者との間に基本的信頼感が無かった人が安心感を取得するとき、人との間で感じあう安心感のほうが、安心感を物に感じるより回復には効果的なのでしょうか?
回復には安心感の取得が不可欠だと思いますが、安心感の構築は人ではなくて芸術でもいいでしょうか?例えば、感情を揺さぶられるような絵に出会い、その絵画と溶け合う感覚を覚え最高の安心感を感じている、そういうのは人との間で覚える安心感とは別もの扱いでいいのでしょうか?概念的すぎて効果は薄くすぐ流されてしまうことになりますか?
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ソレア心理カウンセリングセンター 公開状態を変更しました 2022年10月21日
安心感とは安全基地といえるものです。基本的信頼感の回復には、この安全基地をつくっていくことが必要です。
▲このソレアのカメレオンの記事にはその具体的な方法が書かれています。あなたのおっしゃる絵画での共感もその1つです。記事から抜粋しておきます。
- 具体的なもの:家、1人用テント、個室、クローゼットの中、車、会社、ご近所、コテージ、山小屋、特定の谷、丘、森、広さを感じる空間(海岸や河原)、お気に入りの服や場所、教会、図書館など、あなたが安全と感じる現実に存在する場所です。
- 具体的な行動や自然:仕事上で期待されていること、家事をして台所をピカピカにする、子どもの寝顔が可愛い、土手の花をつんで生け花にする、磨いた窓から見た青い空、日光の暖かさなど。
- 人間関係:安全基地として重要なものは、人生における大切な人たちです。配偶者、両親、子ども、兄弟、祖父母、親友、恩師、会社の同僚・上司、そしてセラピストなど。
- 無形のもの:仕事、思い出、もはや会うことの叶わない記憶に息づく大切な人たち、人生における信念、哲学、祈りや瞑想の中に存在する内面世界など。
安全基地は一朝一夕には作れませんし、いったん作ったと思っても怖いことがあるとすぐに流れ去ってしまいます。しかし地道にやっていきましょう。何度でもあきらめずに。それがあなたを恒久的な安全地帯へ引き上げてくれるでしょう☺
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ソレア心理カウンセリングセンター 公開状態を変更しました 2022年10月21日