2/11(日)のラジオ拝聴させていただきました。
特に3分30秒辺りからのお話しが興味深いです。
同じ沈黙でも、境界知能の人からは(何言ってるかわからんから流したろ)みたいな雰囲気を感じます。
話題を変えたり、無言でトイレへ逃げたり。
こちらはAと言ったのに、境界知能の人にはBと伝わっている?頓珍漢な返事されたり。
普通の人もですが、HSPの人は「うーん」とか「えっーと」とか、何かしら言葉を発して(ベストな返事を模索して考えてますよ)的な雰囲気を感じます。
感想をありがとうございます。意外と境界知能については反響がありました。境界知能の人は考えることが困難、HSPの人は考える能力はあるが表現することが困難、ということですね。
境界知能については40年ほど前、わたしが社会人になる頃には着目されていた概念ですが、その後、なぜか心理の業界からは置き去りにされました。たぶん、知的障害の亜流なので、心理ではどうしようもないということで、中心課題として考えなくなったような感じです。
それから境界知能に関する出版物も減りました。数年前などは、アマゾンで境界知能を検索すると1冊しか出てきませんでした。(当然、ゲットしました。)それが例の、少年院でのケーキ5等分の本が出て、一気にV字回復し、ブームのようになりました。
古びた概念が脚光を浴びて、さらに虐待を考える際には重要な概念なので、これは喜ばしいことですが、境界知能の闇の部分が置き去りにされてしまったようです。YouTubeでは境界知能の当事者の発信が花盛りですが、なんだかマスコミに乗せられて可哀想な気さえしてきます。わたしとしては、境界知能をウリにするのはやめておいたほうがいいよ、と余計なおせっかいをしたくなる気分です。もうちょっとひっそりと生きたほうがいいのに、という思いです。
境界知能に関してのわたしの雑感でした。