事件や災害等があると、私のせいだと感じてしまいます。
推しのYouTuberの県で台風被害(→その後その県は平穏で→)しばらく観なくて数年ぶりにその人の動画をまた観だしたらその県で台風被害とか、
直接的に関係あるわけが無いというのは、頭では理解しているのですが、自責感が湧いてきてしまいます。
こういった症例の名称ってありますでしょうか?
自分に無関係な事件や災害を、自分と関係があると思い込んでしまう症状は、関係妄想と呼ばれます。
質問者さんの場合は、しばらく見ていなかったYouTuberを見出したら、突然台風被害が起きた、これは自分のせいに違いない、と思ったわけです。ただ、これを関係妄想と言えるかどうかは微妙かと思います。妄想と呼ぶには、自分と関係づける頻度も重要でしょう。
また関係妄想が強すぎて生活できないレベルになっていれば病気と言えますが、そうでない場合はそのままにしていてもいいかもしれません。小学生などは、こういうジンクスを作って気持ちを落ち着かせる場合があります。例えば、小学校に行くまでに「1000」のナンバープレートをつけた車を見つけた。きっとラッキーな一日になるだろう。こういうジンクスは生活の潤いになります。朝のテレビでやっている占いも同じですね。今日のラッキーカラーとか。
自分が久しぶりにYouTuberを見たことと、台風被害が起きたこと。ここには何の因果関係もありませんが、偶然の一致があったと考えると、別の世界が広がるかもしれません。例えば、そのYouTuberを見ると、何か予期せぬ素敵なことが起きると考えるのです。そうやって街を歩いていると、「1000」や「777」のナンバープレートの車を見つけるかもしれません。これは偶然の一致を引き寄せたことになります。こっちのほうが楽しいですよね。
偶然の一致はユング心理学ではシンクロニシティと呼びますが、意味のあるものとして取り扱われます。夢を味わうときなどにも、この偶然の一致は威力を発揮するでしょう。