愛着障害を抱える親は、育児を労苦、負担として捉えがちで、子供の気持ちをこころから理解してるわけではなく、育児の重要な場面で(例えば、子供が相談してきたり、いじめの問題、共感を必要とする時)無視、時には押しのけたり、かりそめで成人っぽいことを言ったり、逃げ腰になります。このような生育過程で私の子供は寂しさを感じ育ち、親の行動に失望し、将来に渡って同様の感情を抱くのかもしれません。高間先生は質問箱の回答で、愛着障害の親は子供の気持ちをこころから理解しているわけではないと言っていて、衝撃を受けました。だってそれ毒親の特徴ですから。私も親と同じことをしているのか…。🪦
もしも、子供が幼少期から親がカウンセリングを受け支援を受けていたとしても、この状況は変わらないのでしょうか。
カウンセリングを受けつつ認知行動療法も取り入れてたら、少しは私の行動はましになったのでしょうか。
もしも、愛着障害の人が知能に関するグレーゾーンや発達障害を抱えている場合、カウンセリングや認知行動療法の効果が限られ、問題は繰り返されるのでしょうか。
愛着障害を持つ親御さんは、自分の子育てに対して負担感を持っていることが多いですが、子どもの気持ちは十分に理解しています。子どもから相談されるときなどは、それを重要な場面と捉えているので、逃げ腰にはなりますが、なんとか対応しようと必死です。無視するようにみえて罪悪感が吹き荒れてもいます。
ですから子どもには、親のこういう気持ちが筒抜けになっているものです。無意識の内に親への理解も進んでいるでしょう。さびしく感じることもあるでしょうが、失望することはさほどないように思います。
「愛着障害の親は子どもの気持ちをこころから理解しているわけではない」とわたしが言っていると書かれていますが、それはどの部分でしょうか。そんなことは言っていないと思います。もしよければコメントでリンクを送ってください。もしそういう記述があれば、修正加筆しておかないと誤解を招くので、よろしくお願いします。
もしあなたが愛着障害であれば、カウンセリングは子育てに良い影響を与えます。認知行動療法は、かりそめの成人期の人にはあまり効かないので、カウンセリングが進んで、かりそめを卒業して、本物の成人期になるくらいの時期になったら、実践するのも意味がありそうです。
親御さんが境界知能や発達障害を抱えている場合は、おっしゃるようにカウンセリングや認知行動療法の効果は限定的になるでしょう。限定的というのは、カウンセリングによって、不安や抑うつ感などは解消されますが、本質的に境界知能や発達障害が治るわけではないということです。
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