メンタルクリニックの記事から私見を含めてまとめました。おおむね次のような症状があります。
- 統合失調症とうつ病の両方の症状が出現
- 思考や感情がまとまらなくなって支離滅裂な言動をする
- 認知機能の低下と抑うつ症状
- (悪化すると)幻覚や幻聴、被害妄想などが出現
- 過剰な興奮
原因は不明です。というか、遺伝子の問題であるともされています。私はそのように学びました。
薬物療法がメインでしょう。家族の対応やストレスを取り除くカウンセリングも有効でしょう。
統合失調感情障害から統合失調症に移行します。ただ、いろいろな病態や思春期の事例では統合失調感情障害と間違われている場合もあります。生育歴や家族歴などを精査し、本当に統合失調症系の疾患なのかどうかを見極めることも必要になってきます。
薬物療法を続けながらカウンセリングも続けるというのがいいでしょう。
■思春期心性はいろいろ間違われやすい
思春期の人や思春期心性がこじれた人、成人学童期の人などは、本態は「家族の病」ですが、精神医学にはそんな病名はないので、さまざまな疾患名が付きやすいです。例えば…
- 境界性パーソナリティ障害
- 双極性障害
- 統合失調感情障害
ソレア心理カウンセリングセンター 公開状態を変更しました 2022年11月18日