いつもありがとうございます。結構投稿しちゃってるのでお気が向いたりテーマ的にタイミングあえばでm(_ _)m
自己肯定感についてのツイートおよびスタエフとても考えさせられました。それで思ったのですが、自分を愛するより人を愛するほうがハードルが低いと感じます。
昨日こんなことがありました。鬱々した気分で夕飯の買出しをしてたのですが、そばで誰かが滑って転んだ音がしたんです。振り返った時にはもう転んでいて間に合わなかったのですが「大丈夫ですか?」と声をかけました。それから「急な雨で滑り易いですよね」となごんで欲しいなと言葉を続けました。服装から同世代かと思ったのですが「ありがとうございます」と恥ずかしそうに答えた女性はとても若い方でますます「安心させたいな」とジワっと温かい気持ちになりました。
それでさっきまでの暗い気持ちがホカホカになってることに気づいて「自分で自分を愛そう」とすると喉に何か詰まったような感覚になるのに、他者を愛する時は自動運転のように楽にやれるし、それが自分にも反射してあたたかくなれるようです。
これはAC的な役割で培った少々歪んだ自己愛の満たし方なのでしょうか?健全な自己愛とは「自分→他者」の順番で「他者→自分」のルートは共依存や燃え尽きに通じる危ない道なのでしょうか?
こちらのnote記事ですね▽
スタエフやこの質問箱の回答よりも詳しくなっていますので、noteを読んでいないかたはチェックしてみてください。
▶自己肯定感の低い人に絶対的に足りていないものは健全な自己愛体験
自己愛という言葉を質問者の方は使っていますが、自己受容ということで解説します。自己受容とは「自分を受容すること」ですね。自分を愛する自己愛とほぼ同じ意味です。
■自己受容はむずかしい|人生のテーマ
この受容については20年以上前、わたしが催眠療法を始めたときに習ったり体験したことがあって、それは、
一般的に他者受容はしやすいが自己受容はしにくい、ということです。
これは質問者さんの「自分を愛するより人を愛するほうがハードルが低い」と同じことですね。そのくらい自己受容はむずかしいのですね。だから
- まずは他者受容を、他人に施しを、と言われるゆえんです。
- 利他心ともいいますね。
- 分かりやすい言葉でいうと、Give & Take の Give ということですね。
ただ自己受容せずに他者受容ばかりやっていると、足りていない自分があなたを反撃してくるでしょう。そうすると他者受容しようとしても「絶対やってやるものか!」という気持ちがわき上がってくるでしょう。
だから自己受容が大事なんですね。
他人に良いことをするのは比較的簡単に行えます。他者が目の前に見えているわけですから、助けようと思えばいつでも実行できます。しかし一般的に自分というものはなかなか見えません。自分がどういう心情で動いているのか、自分の感情をキャッチすることはむずかしいです。自分を客観的にみるのはむずかしいのですね。
だから昨今、マインドフルネスが流行っているのです。マインドフルネスは自分に対して客観的になる技術ですから。
自分を受容することー特にACなどの感情を封鎖してきた人にとっては結構ハードルが高いでしょう。
■他者受容をまずやりましょう
ではどの順番がいいのか?それはまず❶他者受容でいいと思います。利他心ですね。それをやりつつ同時に❷自己受容も進めていく。
こうやって両輪で進めていると➊をやっていても自分から反撃されないですむでしょう。
あくまでも➋が大切です。それを想いながら➊をやってみてください。
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