発達障がいから来る感覚過敏と、
トラウマを連想する物を避けたいというのは、どう違いますでしょうか。
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ソレア心理カウンセリングセンター 公開状態を変更しました 2022年11月16日
感覚過敏とトラウマの差は何かというと、大きく次の2つが違いになるでしょう。
- フラッシュバック
- 感情
感覚過敏とトラウマの差❶フラッシュバック
たとえば騒音が苦手な発達系の子どもは、おしなべてそういう状況が苦手です。ですから繁華街などでイヤーマフが手放せません。イヤーマフをつければなんとかやりすごせます。しかしにぎやかな場所は回避しがちになるでしょう。
トラウマを受けた場合も、にぎやかな場所でトラウマを受けている人は、そういう状況が苦手ですが、静かな場所でトラウマを受けている人は、静かな場所が苦手です。どういう場所でそのトラウマを受けたかによって、フラッシュバックするかしないかが異なってきます。それによってその状況を回避する行動にでます。にぎやかな場所の回避か、静かな場所の回避かは、トラウマを受けた状況によって異なります。
このように同じような行動でも、背景にあるものが違うのです。
感覚過敏とトラウマの差➋感情
発達系の子どもが回避したいと感じるときは、感情を感じているというよりも、身体的な不快を感じているときです。
トラウマを受けた人々が回避するときは、身体的な不快感はありますが、それよりも恐怖感情が圧倒的に優勢になっています。
■ポイントは2つ
このように次の二つのポイントに絞って話をお聴きになると、発達によるものかトラウマによるものかを見定めることができます。
- フラッシュバック
- 感情
ソレア心理カウンセリングセンター ベストアンサーを選択しました 2022年11月16日