初めて質問させていただきます。私の父は急に不機嫌になる事が多く、常に父親の顔色を伺う幼少期でした。そんな父親は自営業なため24時間家におり、毎日ヒヤヒヤしながら過ごしていたように思います。父が事故にでも合わないかな、とまで考えていました。母親はとても優しかったのですが物心ついた時から父の愚痴を言っていました。私が中学の頃に母親が浮気をしている事が発覚し、また母自身からも好きな人ができたと聞かされこの世で父の事を唯一好きな人間(母)がいなくなって可哀想、もし離婚されたら誰が父の面倒をみるの?等、ショックよりも父への憐れみを感じたのを覚えています。また、母に私は父に似ている、と言われた事があるため自身も否定されたような複雑な気持ちになりました。そんな頃から素行の良くない友人ばかりとつるみ、非行を行う毎日を過ごしました。20代前半まで続いたかと思います。その間に沢山の良い人間関係を失いました。
上記のような家庭環境でしたが私が非行に走った事と因果関係はありますでしょうか?
40歳近くなった今も過去の行いを後悔しては消えたくなる毎日です。
ひとりで家庭の全てを背負って、悪戦苦闘されてきた人生でしたね。不機嫌な父親への恐怖、母親の浮気、父親への憐みなどが、ぐちゃぐちゃになって生きていたのがあなたの10代でしたね。
これらの感情とどう向き合っていけばいいのか分からず、途方にくれ、非行へ走っていったのは仕方のなかったことだと思います。よく頑張りました。
他に何か原因があるかもしれませんが、家庭が良く機能していなかったことが、あなたの非行の最大の一因なのは間違いないでしょう。
そんな過去への後悔が強いのも、あなたが「普通の人」だからです。
カウンセリングで過去の、40年間の、お気持ちを整理していくことをお勧めします。あなたのこと、父親のこと、母親のこと、(そして兄弟のこと)などが整理されてよく見えてくると、落ち着きを取り戻すことができるでしょう。そして過去から離脱し、これからの人生を見渡すことができるようになるでしょう。