夫の扶養から抜ける努力ができるようにカウンセリングに行きはじめ5年になりますが現状維持です。収入は増えるどころか減りました。カウンセリングのおかげかやらねば意識が減り前よりパートのシフトを減らしてしまってます。空いた時間でもっと苦しくない別の仕事を探したり少しずつでも在宅の仕事を試してみたりなどしようと思ってたのですが結局前よりダラダラする時間が長くなっただけです。夫は暇なら掃除や料理をもっと頑張ってくれと言います。カウンセリングをするようになって以前は気にならなかった夫のお小言に体が冷えたり苛立ちを感じたり時には離婚も頭をよぎるようになりました。それならなおさら自立できるようになりたいと決意を新たにしても行動は変わりません。そんな繰り返しに自分への信頼は無くなりました。こういう矛盾ってカウンセリングをやっててもなかなか何年も解消しないものなのでしょうか。またカウンセリングでこのことに真正面から話すことに羞恥や責められる感覚がありあまり話せず5年経ってしまいました。ぬるま湯から抜け出せない人間にアドバイス頂けたらありがたいです。
カウンセリングによって、生き方や考え方がバージョンアップしたようですね。前と違うあなたになっていらっしゃるわけなので、当初の目的である夫の扶養から抜けるということもシフトして当然です。
離婚も考えるようになったが稼ぎが減少している矛盾に悩むようになった――これは新しい悩みであり、以前のあなたではないでしょう。つまり目的がシフトしたのです。
- 夫の扶養から抜ける→離婚したい
この変化はあなたにとって大きな変化でしょう。カウンセリングによってもう一階、螺旋階段を昇っていくことになったわけです。これは矛盾ではなく、あなたの更なるバージョンアップです。
人間の変化は死ぬまで続きます。穏やかな変化になってはいきますが、僅かづつでも変化は止まりません。あなたは今、人間というものを経験しているのでしょう。
離婚する・しない問題が片付けば、次なる課題がやってくるでしょう。どこまでをカウンセリングで問題にしたらいいのかは自由です。自分ひとりでやれると思えばやればいいし、カウンセラーの力を借りようと思えばカウンセリングで話せばいいだけです。
あなたの人間としての経験が豊かなものになりますように。