FMラジオご出演お疲れまでした。2時間の長丁場も視聴してる側はあっという間でした。ほんのり手厳しめなアドバイスの高間先生と相談者さんに共感しながら高間先生のお話を要約して下さる奈々子さんの絶妙な掛け合いに聞き応えたっぷりでした。
年配の方には労いを込めて優しめで、年齢が若めの方には成長を促すための厳しめなアドバイスだったのでしょうか?
また職場の人間関係についてのお悩みに関しては相談者が相手に歩み寄るのではなくなるべく相手と距離を置くようにいくつかあったご相談にも一貫してお伝えされてたのに対して、ご夫婦関係ご友人関係のプライペートな人間関係については、ご相談者さん側に相手の様子を観察してコミュニケーションの工夫をするような行動変容を促されてた印象なのですが、これはどういったご理由からなのかお聞きしてもよろしいでしょうか?
そもそもこの感想が全くの見当違いであったらすみません。
私は先生のアドバイスと逆の行動をふだん取ってるなと放送を聞いて振り返れて気になりました。というのは仕事でのコミュニケーションは感情面含めなるべく齟齬を減らす努力はするのですが、プライベートではそれは手抜きというか歩み寄りより基本距離を取ってしまうので。
FMラジオの感想ありがとうございます。優しかったり、手厳しかったりという感想ですが、どれが手厳しいのか分からないので、細かくはお返事できません。というか、質問いただいたものは、すべて個人的な質問ですが、リスナーは様々ですので、どう答えるかは、かなり難しい作業になります。そこの部分で、2時間という時間は結構長丁場ですね。
さて、職場では相手と距離を置いて、プライベートでは工夫して、という回答についてですが、その場に応じて対応が変わるのは、この質問者の方や、その方の置かれている環境(同僚や夫)を見立てた上で回答しているから、ああいう回答になったのです。
全ての回答は見立ての上にあるものだ、ということをご理解いただければいいかと思います。そうすると、あぁ、高間は質問者は●●と見立てていて、職場の同僚や夫は▽▽や▼▼と見立てているのだな、と想像がつくかと思います。
実際、どう見立てたか興味がおありかと思いますが、これはかなり高度な知識および経験が必要ですので、ここでは申し上げません。お答えできる限界です。
これくらい微細な見立てを立てて、ひとつ一つの質問に答えているので、生放送2時間は結構ハードな感じになるのです。
人生相談ならもっとライトにやれるかもしれませんが、心理相談となると、いつもの面接室のクセが抜けず、手を抜けません笑。
あなたがもし心理職の方であれば、私のSVを受けていただくのもいいかと思います。それによって、わたしが、どうしてあのように答えたのか、理由がわかるでしょう。
ともあれリスナーの方も2時間たっぷりの心理相談にお付き合いいただいて疲れたことだと思います。ありがとうございました。またいつか2時間スペシャルやるかもしれませんのでお楽しみに。次回は、テーマを絞ったほうがいいかもしれませんね。色々なアイデアをお待ちしております。良かったらこちらの質問のコメントに書いてください。