こんにちは。質問箱ファンです。ご回答再開とても嬉しいです。ありがとうございます!
唐突ですが…デリカシーって、どうしたらつくのでしょうか??
デリカシーが無いと言われることがあります。言われた直後は気になりますが、直せません。先日、自分が傷つく方の立場になって、改めてこのことについて考えています。
ということは、自分がもっと傷つく体験をすれば人の気持ちが想像できて、段々とデリカシーが育っていくのでしょうか…?
しかし現状は、気を張ってまで人と付き合うのが面倒で人付き合いを避けてしまってます。
先日、私を不愉快な気持ちにした人は自身のそういう面に気づいているからなのか…基本はとても殊勝で萎縮気味な人です。でもふとした瞬間の言葉が、人を小馬鹿にしてるようだったり、揚げ足とりのようだったりで、そういう毒舌キャラならわかるのですが…通常の奥手な態度とのギャップにギョッとします。
そしてそれは私もなのです。尊大さがチラチラするといいますか…
このようなタイプはどうすればいいのでしょうか?
デリカシーとはデリケートの名詞形ですね。デリケートな人というのはよく日常でも使うのではないでしょうか。ざっくりと言って、繊細な人ということです。流行り言葉でいうと、HSPな人ですね。
さてしかし、このHSPというものは特性のひとつであるので、誰でもHSPになれるわけではありません。あるいはHSPになる必要もないのです。そうするとデリケートになれなさそうですね。どうすればいいか…。
そこで少しカウンセラー視点で考えました。
- 相手の話を良く聴くこと
このことによって相手の情報を細かく理解することができるようになります。よく聞いているので、相手に興味を持っているという姿勢も伝わります。この細やかさが、あなたが繊細さがあるように、相手に見せられるかもしれません。いや、実際によくよく傾聴できる人は繊細とも言えますのでね。
また傾聴しているときは、「自分が話す」というモードを切り離せるので、この人は自分の話に非常に興味をもってくれている、と相手に伝えることもできます。自分が話すモードが起動してしまうと、視点が相手から自分に移動するので、尊大さがチラチラしてしまいます。
こうやってデリカシーを育ててみてはいかがでしょうか。まさに、傾聴値千金ですよ。