優等生的な愛着不全や愛着障害の人は、善良で倫理的で理想的な発言をしたり、実際にそのような人物に見られたりすることって、結構ありますか?
また、言うことはとても立派だけど、その人自身の言葉に感じられない違和感というか、意地悪な言い方をすると「コピペ」のように感じるような場合、精神年齢が学童期ということもあるのでしょうか?
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ソレア心理カウンセリングセンター 公開状態を変更しました 2023年1月23日
「いい子」は愛着不全の人々の代名詞です。
できるだけ親に迷惑をかけないように親に相談することもありません。相談すると親は困るだろうと想像できるからです。これは親だけでなく、他の人にも相談しなくなります。こういう日常を送っているため、人生全般が不安に彩られていきます。不安型愛着スタイルの構えになっていくわけです。
ただ「相談しない」というのは愛着不全の人の代名詞ではありません。愛着障害の人も安定している成人の人も相談しない人はいます。
また当然ですが、「いい子」だから愛着に問題があるともいえません。いい子や相談しない人の中に、愛着に問題のある人々がいるということです。
正論を振りかざす人の中には精神年齢が学童期の人もいるでしょう。自分の正しさを主張して曲げることがない。これでは社会に出たときに摩擦が多くなって生きづらくなります。
話している内容が自分の言葉のように感じられないというのは、それだけでその人の精神年齢が決められるわけではないように思います。何か劣等感があるのかもしれない。それ以外の行動も検討する余地が十分にあるでしょう。
ソレア心理カウンセリングセンター 公開状態を変更しました 2023年1月23日