こんにちは。ローカルFMラジオのご出演を拝聴しました。進行のお二人のご相談に生放送でお答えなられてたのが臨場感があって大変興味深かったです。とくに「誘いを断れない」というお話は共感しながら、先生のnoteで覚えたての“倫理規範“で考えながら聴いてました。
自分の作った規範と葛藤してるのだろうか…と考えましたが、先生は難しい問題で一概には言えませんがと前置きされながら、断れない人は大きくは2タイプで「承認欲求から断れないタイプ」と「どこまでも合わせに行くタイプ」と仰ってたのですが、前者は愛着不全、後者は愛着障害でしょうか?
私は断ったら最後、そんな感覚があります。だから断る時は関係が終わる時です。恋愛でも友人関係でも仕事でも。
承認欲求だと思います。付き合いがある間は否定的な感情はほぼ出てきません。出た時はもう続けられないとなります。そういう付き合い方から卒業できません。
これは普通の承認欲求の範疇でしょうか?それとも愛着不全の見捨てられ不安でしょうか?
ラジオのご視聴ありがとうございました。
誘いに断れない話は、パーソナリティのナナコさんからの質問でした。
誘いを断りたいのだが罪悪感があって、誘いをOKしてしまう。そしてその場では、自分は中心に居たくないのに中心に押し出されていってしまう。こんな自分だから次々に誘われてしまう。
こんな質問でした。
番組では2タイプと答えていましたが、質問者さんの葛藤タイプを入れると3タイプですね。私も帰りがけに、あれは3タイプだったなと思っていました。定型発達、ノーマルな成人期の人々を忘れていました。フォローをありがとうございます。
ノーマルな成人期とは、明日の仕事や家族のことを考えると誘いを断りたいが、楽しい時間も味わいたいという葛藤の中で誘いに応じてしまう人々です。
まとめておくと、
➊承認欲求によって断れないタイプ
➋どこまでも合わせに行って断れなくなっているタイプ
❸断ることへの葛藤を抱えるタイプ
これはそれぞれ➊愛着不全、➋愛着障害、➌普通の定型発達の成人期ですね。私もラジオで回答しながら、愛着不全と愛着障害の人びとを頭に思い浮かべながら答えていました。(質問者さんには見破られましたね💦)
質問者さんの「自分の作った規範と葛藤している」のは➌普通の成人期の人びとです。
断る時は関係が終わる時です。恋愛でも友人関係でも仕事でも。
承認欲求の愛着不全な人々は、断るときも関係を終えたりはしません。関係が続くことを(激しく)期待して願っています。「断ったら終わり」という切羽詰まった感はどことなく親密の問題があるように思います。
追加の質問がありました。少しだけ深掘りしました。
誘いを断れない人々について https://solea.me/questions/question/221207-refuse-invitation-part2/