11月20日のレター返しお疲れ様でした。それに関してさっそくの質問ですみせん。放送の中で自分の感情がわからなくなってる人は不安型愛着スタイルと仰ってた気がするのですが、前にノートの感情凍結の説明で不安型は「シャーベット」回避型は「凍結」で回避型のほうがより自分の感情がわからないのかな?と思ったのですが、そういう話ではないということでしょうか。
また自分の感情がわからない人は、人の感情もわからないというお話もされた気がするのですが、回避型は感情が凍結してるのに、どうやって相手のニーズを察知して、演技性人格障害に間違われるほどに完璧に人に合わせられるのでしょうか…?
質問は回答が閉め切られています
ソレア心理カウンセリングセンター 公開状態を変更しました 2022年11月22日
細かく記事を読んでいただいてありがとうございます。
凍りつきを考えるときPTSDから考える必要があります。何かトラウマ事象に接したとき、人が取る行動は次の3つのどれかです。
- 逃げる
- 闘う
- 凍りつく
1と2は交感神経による作用、3は副交感神経(背中側)によるものと言われています。ここで「凍りつき」に注目してください。これは解離のことです。
回避型の人の感情凍結は、この凍りつきから起こっています。そしてここで優勢な感情は「恐怖」です。恐怖に支配されて動けない状態になっている、解離しているわけです。
感情が分からないわけではないのですね。恐怖感情が優勢ですが、それでも弱い別の感情は感じます。高度に発達したセンサーをもっている、いわゆる「敏感さん」に属する資質があるからです。
そこで弱い信号もちゃんとキャッチして、人に合わせるときは合わせます。恐怖の世界で生きのびる術、スキルをそうやって身に付けていきます。
clown コメントしました 2022年11月24日
詳しいご説明ありがとうございました。凍りつき、は解離のことで、解離は防衛しつつ、なんとか現実適応をすることだから「回避型は人の気持ちを理解する」と理解させていただきました。