複雑性PTSDとは深刻な病態のイメージがあったのですが、11月14日のノートで愛着障害の傾向があっても、おおむね順調に生きていけるケースもあるとあったのですが、この場合は正確には複雑性PTSDではないということでしょうか?またこの「おおむね順調」とは不全感はありながらも低空飛行で何とか社会生活はやっていけるという感じでしょうか?
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ソレア心理カウンセリングセンター 公開状態を変更しました 2022年11月17日
愛着障害でもおおむね順調にいくケースがあるというのは下記のケースですね。
▶人間関係のイロハを教えてくれなかった母親だけど、大人になるまで葛藤なく過ごせました
この記事を整理すると
- 社会人になるまで母親に世話をされた体験がある
- しかしその体験はズレたもので、共感しあったものとはいえないかもしれないが、しかし母は一生懸命だった
- 情緒的な関係性が成立しにくかったので、社会に出てからその影響が出始めて、だんだんと生きづらくなっていった
こういうケースですね。❶社会生活ができる場合と、普通の愛着障害のように➋社会生活に支障をきたしていく場合があります。
前者❶の場合は、父親や周囲(学校、親戚、友だち、先生などの人間関係)からのサポートが良かったことが考えられます。なんとかやっていける人もいます。
後者➋の場合は、愛着障害のカウンセリングを受けましょう。
ソレア心理カウンセリングセンター 公開状態を変更しました 2022年11月18日