11月2日(水)のスタエフ/ノートの「愛着障害によるダメージは大きいのですが、生きることへの執着がなくなるためか、結果的に高齢まで生ききる人もいるようです。」が気になりました。
仕事やスポーツ等でも執着、欲、不安から来る焦り
これらを消せたら結果良くなると頭では理解できるのですが、消す方法ありますでしょうか。
回避型愛着スタイルの人は執着がありません。
愛着障害によるダメージは大きいのですが、生きることへの執着がなくなるためか、結果的に高齢まで生ききる人もいるようです。
正確にいうと愛着障害である回避型愛着スタイルの人は、執着がなくなるのではなく、執着がないんですね。
彼らは誕生数か月という人生の早期に執着を捨てます。赤ちゃんは執着のかたまりです。だからそれを捨てるのは言葉では言い表せないほどの衝撃があります。しかし彼らは人生早期に母性をあきらめるのですね。
■執着があるのは家庭が(不完全でも)機能している証拠
安定型や不安型の人は、普通に執着がありますから回避型の人の執着のない状態を理解できないでしょう。
そうなんです、普通の人は執着があるので、それをなくすことはできないのです。それを弱めることはできますが、仙人のようになくすことはできません。しかしなくす必要もないと思います。
ただ不安型の人は、自分の執着に悩まされることになります。なぜなら機能不全家族の状態に長期にわたって置かれるからです。求めたいのに、求めても得られないのは地獄の苦しみと隣り合わせです。
質問者さんも「執着をなくしたい」と訴えていらっしゃるので、愛着スタイルは安定型か不安型なのでしょう。
■執着を弱めるにはカウンセリングか瞑想をやろう
執着を弱めるための一番の方法はカウンセリングですが、セルフセラピーでもある程度はできるでしょう。それは瞑想です。ソレアの記事をご覧ください。
▶寝ながら【マインドフルネス瞑想】ものぐさなやり方【保存版】
■瞑想はひとりでは続かないかも
瞑想はひとりでやるには結構ハードルが高いという人もいます。簡単なようでいて習慣化しにくいし、自分でやっているとそのやり方がが正しいのかどうかもチェックできないので不安になってやめてしまうのです。
そんな方には、TM瞑想はおススメです。