アドラーとマインドフルネスの共通点は、どちらも幸せな人の心理学

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このテキストはビデオの補足です。2019年2月に録画したものをアップしました。

アドラー心理学と瞑想。この似て非なるものに共通点はあるのか。その一つの切り口を話しています。

この二つの心理的な技術についてですが、共通なものがあるとしたら、両方とも幸福な人々がもっと幸福になるために行う技術であるということです。ですから、今不幸を感じているとしたら、まずカウンセリングでご自身を幸福な地点まで持ち上げる必要があります。ある程度こころが満たされている必要があります。その状態でこれらを使うと、これらの技術が十全に使いこなせるのでしょう。

このビデオのサブタイトルは「幸せの心理学」です。これが、これらの特性を端的に表しているのだと思います。アドラー心理学の本が200万部を突破する勢いで売れる。これは出版社の売り方の知恵も大きいですが、なにより日本には、思いの外、幸せな人が溢れているということなのかもしれません。

確かに不幸な人は多いように見えます。底辺を支える人々は拡大し続けているのでしょう。それなのに幸福な人が多いとはどういうことなのでしょうか。お金については貧困層と富裕層の格差がどんどんと大きくなっています。幸福についても貧困層と富裕層の格差が拡大しているということなのでしょうか。

幸福について、貧困と富裕というのはどう捉えればいいのでしょうか。お金については分かりやすいですが、幸福については難しいですね。それについては、別のビデオで考えましょう。

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