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ソレア心理カウンセリングセンター

2019.05.29 |こころカフェ

フォルメン描画★不思議な無限大 トラウマ治療 さいたま






フォルメンはシュタイナーが彼の学校のカリキュラムに取り入れたものです。出典はよくわかりませんが、近世以降のヨーロッパに伝わる秘術的なものなのかもしれません。





これは、無限大のマークそのものですが、これを大きな紙に描くと、視線が左右に揺れます。この左右刺激というものが、心理療法として「使える」のです。





この左右刺激を使った心理療法はたくさんあると思いますが、一番有名でエビデンスがあるものは、EMDRでしょう。トラウマを処理するときに使う認知行動療法の一つです。





左右刺激は、人を安楽な状態にさせるようです。トラウマのような恐怖の状態と、安楽な状態は、拮抗状態といって、この二つを同時に感じることはできないので、結果、安楽な状態へ導かれます。この左右刺激がトラウマ解除の原動力となります。





ただEMDRは、効く人、効かない人がいるので、そこを見極めながら使わないといけません。そうしないとEMDRで余計にトラウマをこじらせてしまいます。(そういう人を何人も見てきています。)そんな危険性もある心理療法です。





ところで、このフォルメンは心理療法ではないので、気楽に使ってください。こころがドキドキしてきたとき、フラッシュバックがやってきたとき、そんなときは、まず水を飲んで、毛布にくるまって、安全な場所にいること。この3つはサイコロジカルファーストエイドと言って、緊急処置をしては重要な3つですが、ここにフォルメンを足してもいいのです。





フォルメンを描くときは、A3くらいの紙を横にして、ときどき深呼吸しながら、鉛筆などで、20~30分くらいひたすら無限大マークを書きます。途中、雑念が出てくるでしょう。別のことを考えているでしょう。それもいいのです。目は鉛筆の先を追っていればいい。いや、それも難しければ、気がついたら元へ戻ればいいだけです。これは瞑想のやり方と全く同じです。





騙されたと思って、今から、こころがドキドキしていなくても、やってみることをお勧めします。こんな感じなのか、と分かっていれば、実際にドキドキしてきたときに、即対応できるようになりますから。


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