お悩み相談室

ソレア心理カウンセリングセンター

2019.05.22 |こころカフェ

自信がないのは自由がないとき HSP さいたま






「私は自信がない」





そのように話す人は、至るところに居ます。どんな精神疾患を持っていても、また精神疾患のない人でも、共通に使う言葉でしょう。子どもから大人まで、または死に近い老人さえも、万人が使う言葉です。





つまりこの言葉というのは、臨床心理というよりも、社会心理よりの言葉と言えるかもしれません。しかし、この言葉が精神的に辛い人々から発せられると、違う色合いを呈してくるのです。グッと臨床寄りの言葉となって、面接室の壁を伝わって、余韻が残ります。ヘビーな色合いになる。





Highly Sensitive Person (HSP)という、ちょっと臨床寄りの専門用語があります。超敏感な人々という意味ですが、そのような疾患名はありませんから、そういう人が居るというわけではありません。「そのような状態」と捉えると幅が広がるでしょう。HSPは誰でも成り得る症状ということです。





この超敏感な状態になると、人は自信が喪失していく傾向にあります。他人の目が気になってしまうのですね。世間体を気にするという程度ではなく、病的なほどに他人を気にします。このような人を回復に向かわせるのは、時間もかかるし難しいのですが、そのような人が治るためのキーワードが、「自由」という言葉なのです。人の目を気にせずに自由にやれるようになったら回復と言えます。





つまり「自信がない」という言葉を、「自由がない」という言葉に変換してみると、少し新しい風が吹くような感じになれるかもしれません。自信→自由ということです。自分は自信がないな、と思ったとき、「自分は自由がないな」と思い返してみること。そして、自由を得るにはどうしたらいいのか考えること。





例えば6時きっかりに起きていた人が、自信がないなと思ったときは、自由にふるまって、8時頃起きるようにしてみる。すると、こころにほんの僅かかもしれませんが、スペースができたことを感じられるかもしれません。自信を自由に変換するだけで、人生ハッピーになれるほど人生は甘くはありませんが、それでも、夏の木陰の一時休息の時間を過ごせるかもしれません。一服できれば、人はまた強い日差しの世界へ戻っていけます。


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